2013年08月26日

自分の声を意識して聞いてみましょう。

皆様、こんばんは。声の衛生担当ぁかんぬでございます。

さて、今回のテーマは「自分の声を意識して聞いてみよう」です。

これ、難しく言うと「聴覚的フィードバック」といいます。
ぜひ、日常の中でも「聴覚的フィードバックって言って〜」みたいな感じで使う機会があれば、
ぜひ使ってください!!!(笑)


フィードバック・・・・??なんだそれ。とお思いのあなた(後で出てきますよー!!)。


まずは質問です。皆様、自分の声を
『しっかりと意識して』聞いたことがありますか?


音はピアノや先生方の録音した声を聞いて練習していますが、自分の声を
『しっかりと意識して』聞いたことがありますか?

よく練習のとき、「音が下がってる!!」と指摘されることがありますよね?

私もよく思うのが「下がってるってどういうこと?声色?どう違うの?」です。

実際録音したもので、ピアノや先生の声ではなく、自分の声を探してみてください。

きっと衝撃を受けますよ。『これは私ではない』と(笑)。

では、初めに出来てきた、フィードバックとは・・・?

フィードバック法とは、自分の声を聞いて、自分自身が出している音の誤りに気づき、修正していく手法です。

例えば私の職業である言語のリハビリでは、構音障害(話すときうまく言葉が言えない症状。例えば、みかんきかんになってしまう)や失語症(思っていることがうまく伝えられない症状)、聴覚障害がある方等に使用される訓練方法のひとつです。

なぜそのような方法をお伝えするかと言うと・・・。
自分の声を聞くことでの最大のメリットが『誤りや違いに気づく』ということなのです。

自分の声を聴く→誤りに気づく→修正する→誤りを調整

これを何度も繰り返し、自分の出している声が相手にどうのように伝わっているかを感じていきます。

そうして、いい時と悪いときを比較することで、良いイメージを残せるというメリットも生まれます。

練習のその場でできても、2週間後にはイメージが残っておらず、結局またイメージ付けからの再開では時間ももったいないし、いつまでもなんとなくでしか歌えないかな、と思います。

私が構音障害や失語症をおもちの患者さまにリハビリさせて頂く時も、毎回音声を録音したものを患者様と一緒に聞いて、正しい言葉が出せるようにフィードバックしています。

ぜひ皆様も自分の声を聞いて、『あー、がなってるな』とか『ここ、ちょっと出せるようになったな』とか、色々感じてみてください。先生の声と比較するのも結構オススメです。

がなってるなと思ったら?高声が裏返ってるなと思ったら?
そこを中心にサイレンをしたり、首の位置、体幹の固定をすることで音に変化をもたらせていきます。

今の自分の出している声を聞いて、修正していきましょう!!!

それでは、ご意見、ご感想、どしどしお寄せください!!
posted by I & C GP大阪 at 01:05| Comment(6) | 喉のケア From ぁかんぬ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月05日

声の衛生 クールダウンしましょ!!編


みなさん、歌ってますかー!?

鳴らしてますかー!?

おひさしぶりです。ぁかんぬです。若干の沈黙があり、戻ってまいりました。
私が何者かということはchikakoさんが書いて下さっている
http://glee-osaka.seesaa.net/article/315728355.htmlの記事をYo,ちぇけ。

前回のShow caseの際『声の衛生』について書かせていただきました。
皆様、たっぷり水分を取ってくださり、おトイレに行く回数も多いみたいで(笑)

さてさて。今回は『ウォーミングアップだけじゃなーーい!!』がお題です。

そこのあなた。レッスンの後、なにしていますか?


家に帰って寝ている。


そらそうだ。

一つお伺いしたいのが、クールダウンしてますか...??

散々声帯を痛めつけて、まさか帰ってなにもしていないのでは!?
顔を洗ったあとに化粧水をつけないのと同じですよ(埴輪になるよー!!)。

ま、がんばってくれた声帯くんにお疲れ様をお茶を出す感じです。

まず、話す・歌うとは『声を出す』ことですよね。
声を出すにはたくさんの労力が必要です。例えば声をだすのに必要な身体部分。

呼吸筋、肺、声帯、頸部(首)、喉頭(喉)、体幹、顔面筋 etc

まだまだお伝えしたい筋肉などはたくさんありますが、その中でも声帯についてお話します。

声をだす原理はかなり長くなりますので手短に言うと『声帯の振動』です。

こちらの絵を見てください。
声帯.jpg

この図は
上:声帯が開いた状態=安静に呼吸している状態
下:声帯が閉じた状態=声帯振動している状態

声帯が閉じる→振動を起こす→肺から息を上げる→声帯にぶつける→喉をから口を通って息が外に出る→声

このような経緯で声はでます。

さて、声帯を振動させるとは=摩擦を起こすということです。
そんなことを続けていると、声帯くんは水分を奪われ、カスカスのシオシオになってしまいます。

だからこそ、クーリングが大切なんです。前準備も大切だけど、後始末も大切なんです!!

気をつけていただきたいのは、この3点。
@水分を多く取る
A喉や首のマッサージ
B全身ストレッチ

『あれ…、ウォーミングアップと変わってないやんけ』とお気づきのあなた!!
そうなんです!!
特別変わったなんてないんです。強いて言うなら、リラックスしながらしてくださいということです。
戦闘体勢から休戦に持ち込んでください。

人間、いつまでも戦闘体勢ではすぐ身体が悲鳴をあげます。
身体の部品は使える回数がおおまかに決まっていますので。

そんなわけで皆様、クールダウンしましょう!!

そして、明日も元気に声帯くんに働いてもらいましょう。その分、報酬は多めにね!!

ご意見、ご感想、どんどんお待ちしています。
喉の構造について聞きたいなんて方もいらっしゃれば、ぜひ声をかけてください!!
posted by I & C GP大阪 at 23:43| Comment(4) | 喉のケア From ぁかんぬ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月10日

声の衛生 vol.2 実用編

 こんにちは、大阪glee部ぁかんぬ(´・∀・`)です。

喉、守ってますかー!? 

さて今回は声の衛生、「実用編」です。

 前回の記事では日頃の声の出し方の意識を変えましょうというものでした。

 今回は補助的な部分のお話です。

 とりあえず、手っ取り早く喉をケアできることをお伝えします。
 
 そこで今回は、
 (1)水分
 (2)食べもの
以上について今からでもできることについてです。

ここで一つ、お断りを。ネット上にはたくさんのケア方法が載せられています。
水分や食べ物もたくさん載っていますが、根拠が定まっていません。
なので、ここに上げた以外のもので「これは常識でしょ!!」という物もたくさんあると思います。
皆様にお伝えする以上、私なりに根拠が分かっているものをお伝えさせていただきます。

それではれっつごー!!!!!!!

(1)水分
「あーはいはい。飲まなきゃ喉が枯れるからでしょ?」と思ったあなた。
ではなにを、いつ、どれぐらい、どのように飲んでいますか?
痛くなってから飲んでも痛い→飲む→使う→痛い・・・ あの負の連鎖です。
 
 @なにを
  よく飲まれているのは水かお茶または炭酸の方が多いですよね。実際に私も水です。
  おすすめとしては、です。しかも常温。冷たいものは冷刺激として、喉に刺激を与えてしまいます。
 
 ここで問題なのが、お茶やジュース
 
 お茶はカフェインの作用、利尿作用がありますので身体の水分がよりよく循環される作用が多少働きます。
 では、ジュース。例えばヤクルトを飲んだとき、喉になにか張り付いた感じになりませんか?それを出そうとして痰(たん)をだす。痰を出すということは・・・・・・、ガーッ、ペッ!!!!!!とします。
この行為は声帯を無理に閉めて痰を出すことになります。
絶対にやめてください!!!!
無理な痰出しや咳払いは喉を痛めつけているのと同じです。

 炭酸ですが、これはしっかりとした根拠が分からないため、分かり次第お知らせしようと思います。

 Aいつ
  もうこれは頻回にとしか言えないです。声を使うと言う事は声帯を摩擦させています。
 声帯は粘膜なので、擦り合わせていると段々と水分や油分がなくなっていきます。
 なので、渇かないように頻回に補給することが大切です。

 Bどれくらい
 間違ってはいけないのが、少ない回数で大量にではなく、頻回にちょこちょこ飲むことです。
 量は1L!!など決まりはありません。ですが、少なすぎはいけません。

 Cどのように
 おすすめは常温です。あまりにも冷たすぎるのは変に刺激を加えることになります。
 
 
(2)食べもの
 これですが、練習中によくたべられているのが、おにぎりやパンです。
時折、お菓子を差し入れてくださる方もいらっしゃいます(有難いです(´・∀・`))。
飲み込みの機能的にパサパサしたものは喉に残りやすいので、練習中に食べるとしたら、喉通りのよいもの(ゼリーやプリン等)がおすすめです。
 ですが、これは正直、極端に辛かったりすっぱかったりしなかったらいいと思います。
力がつくものをたんと食べれば、お腹も満たされ、ストレスが軽減され、より練習に励めるかなと。

以上、補助的な部分のものについてお伝えしました。

乾燥したら、負けですよ。

それでは、アドバイスや質問など、どしどし承っています!!

以上、ぁかんぬ(´・∀・`)でした。
posted by I & C GP大阪 at 16:16| Comment(0) | 喉のケア From ぁかんぬ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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